葬儀とトレーラーハウス。この二つは、なぜ相性がいいのか。

エンディング産業展2026 エリアノブース
目次

エンディング産業展2026 出展記念

2026年9月10日・11日、有明GYM-EXにて開催された日本最大級の終活産業専門展「エンディング産業展2026」。私たち株式会社エリアノも出展社の一員として会場に立ちました。本稿では、来場いただいた皆さまへの御礼を兼ねて、「なぜ葬儀・霊園事業にトレーラーハウスが選ばれ始めているのか」、そして「エリアノならではの強み」を改めてまとめます。

  • 会期:2026年9月10日(木)〜11日(金)
  • 会場:有明GYM-EX(東京都江東区)
  • 主催:東京博善株式会社
  • 規模:出展200社

なぜ葬儀・霊園事業にトレーラーハウスなのか

葬儀・霊園向けトレーラーハウス

ウッドショック・アイアンショックに端を発した資材価格の高騰、円安、そして慢性的な人手不足による労務費の上昇。霊園・お別れホールのように高い防音性・耐久性・重厚感が求められる施設ほど、建設コストへの影響は大きく、小規模な施設であっても建設費が1億円を超えることは珍しくありません。

一方で、葬儀の形は「大勢を招く一般葬」から「身内だけで見送る家族葬」へと急速にシフトしています。求められているのは豪華な広間ではなく、親密で温かみのある小さな空間です。

この「事業者側のコスト構造」と「利用者側のニーズ」のギャップを同時に埋める選択肢として、トレーラーハウスが注目され始めています。

「立派な施設だが、高すぎて使えない」。建設費の高騰は、そんな本末転倒な事態を招きかねません。

車両扱いという設計自由度

トレーラーハウスは建築物ではなく「車両」。建築基準法の対象外となるケースが多く、建築確認申請なしで設置でき、少ない台数から始めて必要に応じて増減できます。

オフサイト工法による短工期・低コスト

工場で製造し現地へ運ぶため、RC造・鉄骨造に比べて費用と工期を大幅に圧縮可能。早期運営・早期の投資回収につながります。

可動性という「出口戦略」

不動産は解体するしかありませんが、トレーラーハウス(動産)は移設・転用・売却が可能。霊園のレイアウト変更や事業フェーズの変化にも柔軟に対応できます。

立地を選ばない設計対応

沿岸部の塩害対策仕様や、豪雪地向けの積雪構造計算にも対応。都市インフラ(電気・水道・ガス)にも接続でき、遊休地や建築の難しい土地でも運用が可能です。

「建築」を超え、葬祭事業に貢献する。エリアノが選ばれる4つの理由。

設計品質|一級建築士が手がける、建築と同等以上のデザイン

「トレーラーハウス=簡易的なプレハブ」というイメージはもう過去のもの。断熱性・気密性といった居住性能に加え、内外装のデザイン性においても一般建築と同等、あるいはそれ以上のクオリティを、一級建築士の設計によって実現します。

製品幅|葬儀・霊園に特化したラインナップの豊富さ

少人数葬向けの葬儀ホールから、面会室・安置室、ご家族控室・僧侶控室、屋根付きデッキ棟まで、必要な機能を単体でも組み合わせでも導入可能。本館の稼働状況に左右されない24時間受け入れ体制も構築できます。

伴走力|製造・販売にとどまらない、経営課題への伴走

単にトレーラーハウスを納品するのではなく、事業者様が抱える予算・稼働率・サービス設計といった経営課題そのものに入り込み、最適な空間ソリューションを提案します。

実績|全国32カ所・50台以上の導入実績

宿泊施設からオフィス、サウナ、バイオトイレ、そして霊園・葬祭施設まで、沿岸部・寒冷地・豪雪地など、全国の多様な立地でトレーラーハウスを提供。

導入事例:「家族葬」に寄り添う、心温まるお別れホール

株式会社いしとも様 お別れホール

千葉県船橋市を中心に霊園・墓石事業を展開する株式会社いしとも様(樹木葬公園墓地オリーブガーデン/千葉県佐倉市)にて、エリアノが設計・製造を担当したお別れホールが完成しました。

11mサイズのホール棟と、同サイズの屋根付きデッキ棟を連結した大型トレーラーハウス。天井には木目をあしらい、全体をフラットに照らす蛍光灯ではなくダウンライトと間接照明を配置。ご遺体を囲んで故人の好きだった団らんを家族で囲めるよう動線を計画し、形式にとらわれないアットホームなお別れの場を実現しました。ガラス張りの大開口を持つデッキ棟は、参列者が気持ちを整えるための半屋外のバッファゾーンとして機能しています。

  • 初期投資:大幅圧縮
  • 提供価格:利用者に優しい価格設定
  • 将来性:移設・転用可能

関連記事:【導入事例】「家族葬」に寄り添う、心温まるお別れホール(株式会社いしとも様)

葬祭事業向け ラインナップ(一部)

プロダクト価格概要
葬儀ホール1,400万円〜長さ11m。家族葬ニーズに応える、独立した小規模な斎場のみのタイプ
葬儀ホール(トイレ付)1,450万円〜葬儀ホールにトイレを設置したタイプ
デッキ棟(屋根付)600万円〜11m/8.2m/5.7mの3サイズ。葬儀ホールへの連結が可能
面会室・安置室980万円〜長さ8〜11m。火葬・葬儀までの間、ご遺族や僧侶が待機できる個室
ご家族控室・僧侶控室・相談室900万円〜長さ6m〜。故人を安置し、24時間受け入れ体制を整える個室

葬儀・法要向けトレーラーハウスの詳細を見る

「動く空間」で、葬祭事業の可能性を広げる。

予算の壁で計画が止まっている、遊休地はあるが建築のリスクは負いたくない、他にはないデザイン性の高い空間を作りたい——。そのようなお悩みをお持ちの事業者様は、ぜひ一度エリアノにご相談ください。資料請求(無料)も承っております。

お問い合わせ:info@areano.jp / TEL 03-6826-2377(平日 9:00-17:00)

この記事の監修者

勝呂 祐介の写真

勝呂 祐介 CMO/一級建築士

資格
一級建築士 / MBA(経営学修士)
所属
株式会社エリアノ

株式会社エリアノ CMO(Chief Marketing Officer)、MA・設計担当。一級建築士、MBA(グロービス経営大学院)。1982年東京都生まれ。早稲田大学理工学部建築学科卒、同大学院理工学研究科建築学専攻修了。株式会社久米設計で6年間、医療福祉設計部で病院・介護施設の設計に従事し、中国・重慶の新興都市開発や千葉県の養護老人ホーム設計に携わる。

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この記事を書いた人

武田 晃直のアバター 武田 晃直 代表取締役 CEO

株式会社エリアノ 代表取締役CEO。石川県金沢市出身。高崎経済大学卒(2006年)、グロービス経営大学院修了(MBA、2016年)。美容メーカー・ITベンダーで法人営業を経験したのち、東証プライム上場の株式会社ミロク情報サービス(MJS)でM&Aアドバイザリー会社の立ち上げに参画し、全国の中小企業の事業承継・M&A・事業再生を支援(相談500件超、成約40件)。事業承継の現場でシャッター街を数多く目にしたことから、地域全体が活性化する仕組みづくりを志し、2019年に勝呂・鳥海とともにエリアノを共同創業。営業・経営管理・資金調達を担い、宮崎県高原町・新潟県佐渡市・山形県西川町などの自治体連携、J-POWER(電源開発)からの資金調達(2023年)、高知銀行との業務提携(2025年)を推進。2025年11月、東京トレーラーハウスショー特別セミナー「トレーラーハウスを活用する遊休地のアップサイクル」に登壇。本人運営サイト「中小企業M&Aの相談室」で事業承継の情報発信も行う。

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